今回、上肢クリニカルリーズニングというテーマで九藤が担当しました。
腱板損傷と肩関節拘縮の症状の違いやその判断基準を説明していきました。臨床において腱板損傷と肩関節拘縮の判断に迷い治療ポイントを間違えてしまうことを経験してきました。それぞれの特徴をしっかりと捉え、評価を順序立てて行うことでウィークポイントを外すことなくアプローチが可能となります。
実技では、徒手評価によりインピンジメント部位を予測する練習を行いました。画像で確認できない現場に在籍している参加者も多く、徒手でインピンジメントする感覚を捉える練習に集中しておりました。また、肩関節拘縮患者の脊椎アライメント異常の特徴を踏まえ、肩関節拘縮に特化した評価方法をお伝えし、体感していただきました。
来月は、肩関節評価を踏まえ、肩関節治療テクニックとなります。